磐田市、複業人材を登用 アドバイザーに民間3人

 磐田市は2日、行政課題解決に向けたアドバイザーとして、さまざまなキャリアを持つ民間複業人材3人を登用した。専門的な知見やスキルを生かし、シティープロモーション、ウェブページ改善、企業版ふるさと納税の各事業を推進する。

民間複業人材を登用したアドバイザーの就任式=磐田市役所
民間複業人材を登用したアドバイザーの就任式=磐田市役所

 人材マッチングのアナザーワークス(東京都)との連携協定に基づき、同社の複業マッチングプラットフォームを通じてアドバイザーを募った。46人から応募があり、書類審査や面接で選考した。
 3人は、30~40代の起業家やフリーランスのプロ人材。全国各地で都市開発のプランニングや商品開発のコンサルティング、イベント企画、ウェブサイト制作などに携わってきた。同市では11月末まで、無償でアドバイザーを務める。「スポーツのまち」のイメージ発信や市公式ホームページのリニューアル、企業版ふるさと納税の促進にアイデアを出したり、担当職員をサポートしたりする。
 オンラインで開かれた就任式で、シティープロモーションを担当するフリーのプランナー池嶋亮さん(33)は「これまでの経験を生かし、アイデアをしっかりと実行・浸透させたい」と意気込みを語った。草地博昭市長は「外からの視点を生かし、若者がわくわくするような発信につなげてほしい」と期待した。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞