消火器使用や震度7の揺れ体験 湖西で防災フェスタ

 湖西市の南上の原自主防災会はこのほど、「安全・安心まちづくり防災フェスタ」を西部地域センターで開いた。地元の親子連れらが参加し、災害時の対応に理解を深めた。

消火器の使用を体験する子どもら=湖西市の西部地域センター
消火器の使用を体験する子どもら=湖西市の西部地域センター

 自治会役員に加え、湖西市や市消防本部の職員、地域防災指導員らが協力し、約170人がスタッフとして参加。地震で倒れたたんすの下敷きになった人形の救出や、消火器の使用を体験するコーナーが設けられ、住民が災害時を想定して挑戦した。
 会場には起震車や消防のはしご車も並んだ。起震車で震度7の揺れを30秒間体感した後、親子で意見を交わす様子も見られた。
 小野田三千男会長(67)は「イベントとして体験した後は、災害への準備につなげてほしい」と住民に呼び掛けた。

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