能力発揮、プラス思考で 浜松商高創立記念式典、専門家講演

 浜松市中区の浜松商高は1日、本年度の創立記念式典を校内で開いた。トップアスリートのメンタルトレーニングで知られるサンリ(島田市)の臼井博文取締役能力開発研究室長が記念講演し、思考をプラス転換して能力発揮につなげる心の持ち方を説いた。全校生徒約940人が会場を分散して聴講した。

過去のサポート事例など臼井室長の講演を聴く生徒=浜松市中区の浜松商業高
過去のサポート事例など臼井室長の講演を聴く生徒=浜松市中区の浜松商業高

 複数の同校部活動で過去に講習を行った縁で招いた。臼井さんは北京五輪ソフトボールチームや高校野球、ボクシング選手など同社がサポートして金メダルや優勝などに導いた事例を紹介した。学業や部活に励む生徒に「脳は口に出したことを記憶する。ワクワクする夢を友と語り合ってほしい」と呼び掛けた。夢への“壁”にぶつかった際は「誰かのためにという意識が限界を破る」とも述べた。
 同日は、2年の寺田有澄さんが虎をモチーフにデザインし、公募の中から選ばれた同校のマスコットキャラクター「はまとら」もお披露目した。

 

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