佐鳴湖の利活用考える 地域住民ら事業案発表 浜松

 静岡県や浜松市、地元自治会などでつくる佐鳴湖地域協議会は4日、同市の佐鳴湖の水質保全や利活用を市民と協働で考える「佐鳴湖プラットフォーム(愛称・さなるこ フラっとフォーム)」の創設に向けた本年度最初のワークショップを、中区の富塚協働センターで開いた。
 地域住民や常葉大生、市内企業など約30人が参加し、6グループに分かれてプラットフォームの仕組み作りや実施したい事業案を話し合った。
 参加者からは「情報共有や発信の場がない」、「もっと地域住民の参加を呼びかけるべき」といった意見が上がった。事業案では、佐鳴湖周辺で各団体の活動を一斉に開催するイベントや、来年の大河ドラマ「どうする家康」に関連した催し、佐鳴湖の生態や歴史を紹介する講座の開催などを提案した。
 本年度中の事業開催を目指す。
 

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