税の仕組みや役割学ぶ 沼津・原小 地元企業社長が講師

 沼津駿東地区租税教育推進協議会は6日、沼津市の原小の6年生を対象にした租税教室を同校で開いた。沼津間税会の会員が講師を務め、児童約90人に税の種類や役割について講話した。

児童が税の種類や使われ方について学んだ租税教室=沼津市の原小
児童が税の種類や使われ方について学んだ租税教室=沼津市の原小

 6年3組の授業では、百一酸素(同市)の市川裕史社長がクイズ形式で、日々の生活で身近な消費税や揮発油(ガソリン)税をはじめ、約50種類の税があると説明した。
 児童は税金について解説するアニメも視聴し、税金がごみ収集や学校の建設などに使われていることや、納税の大切さを学んだ。真島朔玖君(11)は「信号や道路など、いろいろなところに税金が使われていると分かった」と感想を話した。
 授業は頼重秀一市長も見学した。

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