御殿場・神山自然公園 開園5周年で記念碑

 御殿場市と地元住民が協働で整備し、管理運営している神山自然公園(愛称・笑顔の森、同市神山)が今春、開園5周年を迎えた。住民有志でつくる神山自然公園を育てる会(湯川雅史会長)は節目を記念して建設記念碑を設置した。14日、除幕式を開いた。

神山自然公園の開園5周年を記念して設置した建設記念碑=御殿場市神山
神山自然公園の開園5周年を記念して設置した建設記念碑=御殿場市神山

 同公園は市内初の市民協働型公園として2017年4月に開園した。武藤禎一さんと八千代さん夫妻から用地の無償貸与を受け、設計から遊歩道整備などの施工まで多数の住民が参加して完成した。完成後は育てる会を中心に遊具や樹木を増やし、イベントを開催するなど、機能充実や利活用促進に取り組んでいる。
 入り口付近に設けた記念碑は、公園開園の経過を説明文と写真で紹介している。式典には地元関係者ら約50人が集まり、湯川会長や勝又正美市長らが除幕した。湯川会長はあいさつで「市や(市指定の)管理者と共にますます安心で安全な公園を造る」と力を込めた。
 公園は1万5380平方メートル。芝生広場やそり滑り用のゲレンデ、丸太の迷路、ボルダリング遊具などを備える。町屋区花の会が手入れする花壇ではアジサイなどを観賞できる。

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