沼津の中央公園 26年度供用へ 沼津市議会答弁

 沼津市は16日、再整備を目指す市中心部の中央公園(同市大手町)について、2026年度の供用開始を目指す方針を明らかにした。市議会6月定例会一般質問で、真野正実都市計画部長が井原三千雄氏(志政会)に答えた。
 21年度に再整備の基本方針が示された同公園は本年度、基本計画策定に向け、地域住民らを交えたワークショップを開催する。真野部長は、23年度に民間資金を活用する「パークPFI(公募設置管理制度)」導入を視野に、民間事業者からアイデアを聞き取るサウンディング調査を進めるとした。実施設計を経て25年度の着工を目指す計画も示した。
 沼津城跡に位置する中央公園は1970年に開設され、広さ約6100平方メートル。狩野川に面し、市民の憩いの場となっている一方、施設の老朽化や使い勝手の悪さが指摘されている。
 一般質問は6氏が行った。
 (東部総局・尾藤旭)

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