茅の輪くぐり無病願う 静岡・建穂いなほ会
静岡市葵区の高齢者ボランティア団体「建穂いなほ会」は15日、半年間の災厄をはらう茅(ち)の輪くぐりを同区の建穂公民館で行った。
神主に扮(ふん)したボランティアのおはらいを受けた参加者ら約30人が、手作りの茅の輪を8の字にくぐり、1年の前期の無事を感謝し、後期の無病息災を願った。参加した同区建穂の秋田志津江さん(82)は「家族が健康で楽しく過ごせるように祈った。来年も参加したい」と話した。
長い上り坂や急な階段があり、地元の建穂神社への参拝が大変な高齢者のために、毎年行っている。