廃校活用に住民意見を 北部3小中校統合で検討 湖西市教育長答弁

 湖西市の渡辺宜宏教育長は17日、市議会6月定例会一般質問で、市北部地域で検討している市立小中学校3校の統廃合について「跡地や廃校施設の活用も市民の意見を聞きながら検討したい」と述べた。
 子どもたちの教育環境整備と同時に、廃校となった場合の施設の活用も検討が必要としつつ「まだ学校(統廃合)をどうするかという段階」と述べ、地域の意見聴取を進める姿勢を示した。滝本幸夫氏(無所属)への答弁。
 有識者らでつくる学校教育施設適正化検討委員会が昨年度に示した市への提言では、東小、知波田小、湖西中を同じ敷地内に統合して小中一体型にすることが望ましい、などと結論付けた。市教委は5月から6月にかけ、市内5地区で住民との意見交換会を開催していて、今後も行う予定としている。
 土屋和幸、吉田建二、福永桂子(いずれも無所属)の3氏も登壇した。

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