古紙ではがき作り 再利用の大切さ学ぶ 富士・岩松小

 古紙再生促進センター静岡地区委員会の出前授業が20日、富士市の岩松小で開かれ、4年生が古紙を使って手すきのはがき作りに挑戦した。

はがき作りを体験する児童=富士市の岩松小
はがき作りを体験する児童=富士市の岩松小

 紙のリサイクルを啓発する事業の一環。児童は不要になったA4コピー紙を水と一緒にミキサーでかき混ぜてほぐし、型に流し込んだ。布に挟んで押しつけて水分を絞った。はがきは1日乾燥させて出来上がる。
 会員企業の社員は紙を捨てる際の分別方法を説明し、古紙再生への協力を呼び掛けた。
 小林紬さん(10)は「これから紙は他のごみと分けて捨てるようにする」と話した。
 同委員会は本年度、市内の小学校計11校で出前授業を実施する。

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