3年ぶり「沼津夏まつり」へ 太極拳演武で盛り上げ 本番想定し稽古

 3年ぶりに沼津市中心街で開催される沼津夏まつり内のイベント「千人太極拳演武」に向けて、市民を中心に活動する「第一コミュニティ太極拳教室」の教室生が21日、同市八幡町の第一地区センターで練習を行った。

沼津夏まつりで行う「二十四式太極拳」を練習する教室生=沼津市八幡町の第一地区センター
沼津夏まつりで行う「二十四式太極拳」を練習する教室生=沼津市八幡町の第一地区センター

 40~90代の約30人が参加。太極拳を数年続けている教室生が、夏まつり当日に披露する「二十四式太極拳」を最後まで通して行った。約6分間の所作で、BGMをかけながら本番を想定して取り組んだ。
 同市西間門の渡辺千代子さん(74)は「開催が待ち遠しい。コロナ禍以前に出演したこともあったが、その時よりも余裕を持ってできている」と話した。同教室の原信也指導員(65)は「演武では多くの人と交流し、夏まつりを盛り上げたい。県外の人にも見に来てほしい」と述べた。
 沼津夏まつりは7月30、31の両日に開かれる。メインイベントの狩野川花火大会は協賛社紹介を割愛するなどして打ち上げ時間を45分に短縮するが、従来と同じ2日間で1万2千発を披露する。

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