伊豆・天城小児童 井上靖ゆかりの地巡る しろばんば像や石碑見学
伊豆市の天城小6年生29人が23日、地元ゆかりの文豪井上靖を、同市湯ケ島地区を回りながら学ぶ総合学習「しろばんばの里めぐり」に取り組んだ。
児童は数人ずつの班に分かれ、井上靖資料室や井上靖の母の実家「上の家」、井上靖の墓などを訪れた。各所で井上靖ふるさと会のメンバーから説明を受け、メモを取ったり写真を撮影したりして学びを深めた。旧湯ケ島小を活用した市民活動センターでは「しろばんば」にちなんだブロンズ像や「地球上で一番清らかな広場」の石碑を見学した。
毎年6年生を対象に実施している。梅原啓司君(11)は「井上先生はいろいろな作品を書いていて、改めてすごいなと思った」と話した。
(大仁支局・小沢佑太郎)