車いす、アイマスク体験「UD」考える 浜松瑞穂小4年生

 浜松市中区の瑞穂小は23日、総合学習の一環で、ユニバーサルデザイン(UD)について考える授業を行った。4年生約130人が車いすとアイマスクを使った歩行を体験した。

車いすを体験する児童=浜松市中区の瑞穂小
車いすを体験する児童=浜松市中区の瑞穂小

 葵・高丘地区社会福祉協議会や自治会関係者に車いすの使い方などを教わった。児童は車いすで体育館に設けられたコースを巡り、段差を乗り越える大変さなどを体験した。アイマスクを装着した状態で道を歩く困難さや、声掛けと付き添いの大切さも学んだ。
 福島惟斗君は「車いすはスピードが出なかった。アイマスクをしている時は段差が怖く、一緒に歩いてくれる人がいると安心できた」と話した。

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