傷病者発生時の救急処置を体験 沼津・静浦小中一貫校

 沼津市獅子浜の静浦小中一貫校はこのほど、傷病者が発生した場合の救急処置を学ぶ救命講習を行った。

救命講習を受ける生徒=沼津市獅子浜の静浦小中一貫校
救命講習を受ける生徒=沼津市獅子浜の静浦小中一貫校

 同校7年の生徒が総合的な学習の時間として、駿東伊豆消防本部の応急手当指導員から3時間の講習を受けた。応急手当ての重要性を学んだ後、傷病者の発見から胸骨圧迫、AEDの使用まで、救命措置の一連の流れを行った。コロナ禍も踏まえて、「顔と顔を近づけない」「傷病者のマスクを取らない」といった点にも注意した。
 7年の加藤葵さん(13)は「重要なことだと実感した。いざという時には習ったことを生かして人命を救助できたら」と話した。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞