障害者の就労 ジョブコーチ養成へ研修 オンラインで16講座

 障害のある人の就労を支援するジョブコーチの養成研修(県主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が27日、オンライン形式で始まった。全5日間の日程で16講座を開講する。ジョブコーチの活動希望者や、企業で障害者雇用に携わる人事担当者など約40人が参加した。初日は4講座を実施。ハローワーク浜松の鈴木里江子主任は障害者雇用の支援制度を紹介しながら管内の障害者就職件数や、障害者を雇い入れた際に事業主が受けることができる助成金について説明した。

障害者雇用の支援制度などを紹介したオンライン研修=浜松市中区
障害者雇用の支援制度などを紹介したオンライン研修=浜松市中区

 ジョブコーチは、障害者が仕事を覚え、環境になじめるように一定期間職場へ通い、企業と障害者の支援に当たる。県から事業を受託した浜松NPOネットワークセンター(浜松市中区)の井ノ上美津恵代表理事は「働く上でさまざまな困難を抱える人が幸せになる道筋をつくりたい」と話した。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞