明星山公園を再整備 富士宮市答弁 利用増、老朽化も

 富士宮市は29日の市議会6月定例会一般質問で、市南端に位置する明星山公園の再整備を計画していることを明らかにした。細沢覚氏(育成)への答弁。
 市によると明星山公園は1980年に供用開始された風致公園。山頂の展望台からは市内のほか、富士山や駿河湾が一望できる。コロナ禍で豊かな自然環境を求めてハイキングやピクニック、バードウオッチング、希少植物の観察などを目的に利用者が増えているという。40年以上が経過し、園内施設の老朽化が進んでいることから再整備を計画した。園路の配置や安全柵の設置、トイレの増設などについて整備計画作成の中で検討していく。
 須藤秀忠市長は答弁で「既存の登山コースはあまり念頭に置かず新しい緩やかな登山コースをつくるべきだと思った。楽に登れるコースをつくって市民から喜ばれる公園にしていきたい」と語った。
 同日の一般質問には佐野和也(育成)、仲亀恭平(育成)、諏訪部孝敏(育成)、近藤千鶴(キセキ)の各氏が登壇した。

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