袋井出身の寺田さん 仏・自転車ロード優勝 市長に報告

 今年3月にフランスの若手選手の登竜門に位置づけられる自転車ロードレース大会で、袋井市出身の寺田吉騎さん(20)が優勝した。寺田さんは28日、市役所に大場規之市長を訪ね、優勝報告とともに今後の目標などについて語った。

フランスの若手選手の登竜門とされる大会で優勝した寺田さん(右、本人提供)
フランスの若手選手の登竜門とされる大会で優勝した寺田さん(右、本人提供)
大場市長に優勝を報告し、今後の目標を語る寺田さん=袋井市役所
大場市長に優勝を報告し、今後の目標を語る寺田さん=袋井市役所
フランスの若手選手の登竜門とされる大会で優勝した寺田さん(右、本人提供)
大場市長に優勝を報告し、今後の目標を語る寺田さん=袋井市役所

 寺田さんは同市見取の生まれ。父秀一さん(53)の影響で小学1年から競技を始め、磐田北高を卒業後にプロを目指して海外へと渡った。現在はフランスのアマチュアチームに所属して同国内の大会を転戦している。
 アマチュアの最上位カテゴリーの同大会はフランス北部のノルマンディー地方で開催され、20歳以下の選手110人が出場した。寺田さんは序盤から果敢に先行し、最後は1対1のスプリントで競り勝って同カテゴリー初の優勝を果たした。今後は国際大会での上位進出を目指すという。
 今回の一時帰国は全日本選手権などに出場するため。来月7日に再びフランスへ戻り、10月まで現地の大会に参加する。寺田さんは「ヨーロッパで結果を残し、プロになることが目標。一つ一つのレースを大切にしたい」と抱負を述べた。大場市長は「全面的にバックアップするので、頑張ってほしい」とエールを送った。

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