大岡副大臣と環境問題討論 浜松開誠館高の生徒ら7人

 浜松市中区の浜松開誠館高はこのほど、同校で大岡敏孝環境副大臣を招いて意見交換会を開いた。生徒会の田口愛理会長(3年)、SDGs部の小杉太一部長(同)ら代表生徒7人が環境問題をテーマに討論した。

大岡副大臣(右)と意見を交わす生徒たち=浜松市中区の浜松開誠館高
大岡副大臣(右)と意見を交わす生徒たち=浜松市中区の浜松開誠館高

 同校は昨秋、国内外の若者たちとオンラインでつながる「気候サミット」を開催するなど環境問題の取り組みが盛ん。かつて同市で市議、県議を務めた大岡副大臣は気候サミットにメッセージを寄せ、応援していた。
 生徒たちは大岡副大臣から国の環境政策や国際動向を聞いた後、食品ロス、冷媒ガスの排出規制など各自関心のあるテーマで質問や提案をした。大岡副大臣は生徒の発想力に感心しながら「若者は政治に厳しい見方をしている。将来に危機感を持ち本音の議論をしていく」と応えた。
 田口さんと小杉さんは「環境問題は自分たちの未来に関わる。大人に任せず、今後も行動していきたい」と意欲を示した。

 

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