バスケの楽しさ届けたい B3静岡 沼津の児童に指導

 沼津市は2日、第一線で活躍するスポーツ選手、指導者と交流し、競技人口の拡大や競技力の向上につなげることを目的とした「トップアスリート教室」を同市大岡の大岡南小で開いた。男子バスケットボールリーグB3のベルテックス静岡の選手が小学生に指導した。

ベルテックス静岡の選手と練習を行う参加者=沼津市大岡の大岡南小
ベルテックス静岡の選手と練習を行う参加者=沼津市大岡の大岡南小

 バスケットボール未経験者や初心者で、市内の小学4~6年の男女48人が参加し、大石慎之介選手、山田安斗夢選手、新川敬大選手、アカデミースクールの竹原勝也コーチと練習した。質疑応答の時間も設けられ、「なぜバスケを始めたか」「どうすれば身長が高くなるか」と会話を交わした。
 同校出身の大石選手(34)は「協定を締結したことによって、母校で交流できることになりうれしい。バスケとスポーツの楽しさを全国に届けるきっかけになれば」と話した。
 市とベルテックス静岡は、スポーツを活用したまちづくりや子どもの健全育成などで連携する「フレンドリータウン協定」を6月24日に締結した。今回のイベントは協定に基づく連携事業の第1弾で、今後も開催予定。

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