静大生がスマホ指導 地域の高齢者に防災情報 伊豆
伊豆市の修善寺温泉街の交流スペース「居場所ののはな」はこのほど、地域の高齢者を対象にしたスマートフォンの講習会「防災サイトの使い方」を同所で開いた。
静岡大地域創造学環の2、3年生6人が講師を務め、国土地理院の「重ねるハザードマップ」などの使い方を教えた。学生はウェブサイトの検索方法から指導し、洪水や土砂災害など災害種別によって地図の表示が切り替わることを紹介。参加者は自宅周辺の危険度を確かめ、防災意識を新たにした。
3年の青木奏磨さん(20)は「自分たちができることをやって住民の悩み事の解決につなげ、地域貢献ができれば」と話した。