救助技術、全国目指す 湖西市消防本部 関東大会前に査閲訓練

 湖西市消防本部はこのほど、東京都で15日に開かれる消防救助技術の関東大会に向け、市長査閲訓練を同本部で行った。障害突破の部に出場するメンバー5人が、全国大会出場権獲得への意気込みを見せた。

市長査閲訓練後、関東大会に向けて意見を交わすメンバー=湖西市消防本部
市長査閲訓練後、関東大会に向けて意見を交わすメンバー=湖西市消防本部

 メンバーは池田海等さん(25)、森岡直也さん(26)、宮下純也さん(30)、伊藤達哉さん(25)、杉浦拓斗さん(22)。チームは、県内の消防本部など10チームが出場した県大会の障害突破の部で2位に入り、4連続となる関東大会への出場権を手にした。
 訓練では影山剛士市長や山本浩人消防長が見守る中、本番同様に競技を行いタイムを測定。高さ3メートルの障害物を乗り越えたり、ロープを渡ったりしてゴールを目指した。
 湖西市消防本部は7年前に障害突破の部で全国3位になった実績があり、「先輩を目指して全国大会に出場したい」とキャプテンの池田さん。副キャプテンの森岡さんは「湖西には頼りになる救助隊がいることを示したい」と意気込んだ。

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