野菜摂取量、指から測定 浜松丸塚中生、食生活見直す機会に
浜松市東区の丸塚中と市は7日、1年生約160人を対象に、野菜の摂取状況を手軽に測定できる機器「ベジメータ」を活用し、食生活改善や野菜の大切さを啓発する事業を同校で行った。
ベジメータは利用者が指で触れると、野菜摂取量と相関関係がある皮膚の「カロテノイド」を10秒程度で測定し、スコアとして数値化する。
摂取状況が可視化されるため、野菜の過不足に気づき、食習慣の改善へ結びつくことが期待される。
測定は10月と1月にも予定し、数値の変化を確かめる。西畑輝さん(12)は「野菜は好きだが、意識して食べてはいなかった。数値を参考に摂取量を考えたい」と話した。
事業は富塚中(中区)と新津中(南区)でも実施している。