パラバドミントン体験 静岡・賤機小 児童ら共生体感

 静岡市葵区の賤機小で8日、市主催のパラバドミントン体験会が開かれた。元世界選手権代表の島田務選手(45)=奈良県=が講師を務め、4年生8人がパラスポーツを通して共生社会について理解を深めた。

バドミントンの試合をする島田選手(右)と児童=静岡市葵区の賤機小
バドミントンの試合をする島田選手(右)と児童=静岡市葵区の賤機小

 島田選手は児童に競技のルールや、車いすの安全な乗り方を説明した。2グループに分かれた児童らは実際に車いすに乗ってリレー形式でスピードを競った後、島田選手とパラバドミントンの試合を楽しんだ。
 きれいにラリーが続き、児童から歓声が上がる場面もあった。島田選手は「障害があってもなくてもスポーツを楽しめることを伝えた」と話した。
 市は「パラバドミントンサポートシティー」として、誰もがスポーツを楽しむことができる環境づくりに取り組む。今後も市内の小学校で体験会を開催する予定。

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