災害時に母子支援 静岡県助産師会と伊豆の国市協定

 伊豆の国市はこのほど、県助産師会と災害時などの母子支援に関する協定を締結した。同様の協定は県内19市町目。

協定を締結した山下市長(左から2人目)と伊藤会長(中央)=伊豆の国市役所
協定を締結した山下市長(左から2人目)と伊藤会長(中央)=伊豆の国市役所

 自然災害や大規模事故などが発生した際、県助産師会は救護所や避難所で市民や旅行客、里帰り出産の母子に対する健康相談や心身ケアに当たり、医療機関への搬送の助言も行う。主に三島地区助産師会が活動し、人員不足の場合は他地域から応援に駆け付ける。
 市役所で山下正行市長と伊藤和代会長が協定書に調印した。伊藤会長は「助産師と地域がうまく結び付き、母子を守る力になれば」と期待し、山下市長は「妊産婦への配慮はとても大切で心強い」と感謝した。

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