通学路ここが危険 賤機南小児童、静岡中央署員に発表

 静岡市葵区の賤機南小は12日、交通安全の理解促進のため、児童が通学路の危険箇所を調べて静岡中央署の署員らに発表する授業を行った。

通学路の危険箇所を発表する児童=静岡市葵区の賤機南小
通学路の危険箇所を発表する児童=静岡市葵区の賤機南小

 6年生83人が総合学習の時間に通学路を歩いて危険箇所を探し、カメラで撮影した。その写真を基に、危険箇所や事故防止の注意点を紹介するスライドをパソコンで作成した。
 発表では見通しの悪い交差点などを紹介し「しっかり止まって左右確認をしてから歩こう」などと呼び掛けた。
 発表を聞いた署員は「通学路の危険箇所を下級生にも伝えてあげて」と児童に語った。発表した青島美遥さん(12)は「発表の準備をしたことで、自分の交通安全の意識が高まる良い機会になった」と話した。
 (社会部・沢口翔斗)

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