「歴史のまち」テーマにカフェ 静岡市・しずチカ 茶と菓子、おむすび楽しむ

 静岡市は26日まで、「歴史のまち」をテーマにした企画カフェをJR静岡駅北口地下広場しずチカで開いている。静岡茶商工業協同組合が協力し、茶と一緒に菓子やおむすびが楽しめる。

販売される菓子やおむすび=JR静岡駅北口地下広場しずチカ
販売される菓子やおむすび=JR静岡駅北口地下広場しずチカ

 静岡茶の始祖とされる聖一国師誕生の地である葵区大川地区の茶や、徳川将軍家に献上されたことで知られる同区足久保地区の茶がテイクアウトできるほか、安倍川もちや瓦せんべい、「タヌキおやじ」と呼ばれた家康にまつわる食材を使ったおむすびなどを販売している。市広報課の膳亀加奈子さんは「企画カフェは市の情報発信を通じて、茶業界や飲食店の底上げにつながれば」と話した。
 28日からは「多文化共生」、来月25日からは市内の中山間地域「オクシズ」をテーマにした企画カフェが開催される予定。
 (社会部・天羽桜子)

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