ヘリ使用し水難救助訓練 県消防学校と防災航空隊 静岡
本格的な海水浴シーズンを前に、県消防学校(静岡市清水区)と県消防防災航空隊(同市葵区)はこのほど、県防災ヘリ「オレンジアロー」を使った水難救助訓練を同市駿河区の用宗漁港外港で行った。
水難救助の教育を受けるため期間限定で同校に入校している県内10消防本部の職員や同隊員ら約30人が参加した。訓練では消防職員らが浮きを使い、岸から100メートルほど離れた要救助者の安全を確保した。同隊員がヘリからワイヤを使って海面に降り、要救助者を抱きかかえて救助した。
同校の高倉健二校長は「訓練を積み重ね実際の救助でも活躍してもらいたい」と話した。