上半期の火災、救急出動など概況は 駿東伊豆消防が発表

 駿東伊豆消防本部はこのほど、今年上半期の火災件数、救急・救助出動件数、119番通報受信件数の概況を発表した。「新型コロナウイルスが感染拡大した2020、21年より社会活動が活発化した影響で、いずれの件数も増加傾向にある」と分析した。
 火災は82件で、前年同期と比べて7件減ったが、建物火災は46件(9件増)、負傷者は20人(13人増)と前年を上回った。市町別では沼津市で8件増、清水町で4件増。おおむね2日に1回の割合で発生しているという。
 救急出動は1万2368件(1493件増)、搬送人員は1万831人(1301人増)。救助出動は151件(9件増)で、うち109件(26件増)の救助活動を実施し、救助人員は116人(34人増)。119番受信件数は1万6130件(1568件)だった。同本部は「いずれもコロナ禍以前の数値に戻った」とみる。

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