農家の肥料購入費を補助 裾野市、価格高騰受け最大20万円

 裾野市は、ロシアのウクライナ侵攻や円安による農業肥料価格の高騰を受け、市内の農家を対象に、来年1月までの肥料購入費の3分の1、最大20万円を補助する。
 対象は2021年に農業申告したか、今年新規就農し、農業収入がある同市の在住者、または農業経営をする同市内の法人。今年6月から23年1月までの間に購入した肥料が対象となり、1経営体当たり20万円が上限。事業費は1500万円で、財源は全額国の新型コロナウイルス対応臨時交付金を充てる。
 肥料の高騰を巡っては、JAふじ伊豆が6月、同市に価格抑制策を要望していた。
 市議会臨時会は20日、同事業の関連予算など計2700万円を追加する22年度一般会計補正予算案と、ヘルシーパーク裾野の指定管理期間開始を10月1日から8月1日とする変更案計2議案を原案通り可決し、閉会した。
 

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