自転車事故防げ 静岡中央署などルール順守呼び掛け

 静岡中央署は20日、静岡市葵区の城東町で、自転車の交通ルール順守を呼び掛ける街頭啓発活動を行った。夏の交通安全県民運動の一環。

自転車の交通ルール順守などを指導する署員=静岡市葵区の城東町
自転車の交通ルール順守などを指導する署員=静岡市葵区の城東町

 通勤通学時間帯に合わせて実施した。署員や交通安全協会静岡中央地区支部のメンバーら17人が交差点付近に立ち、一時不停止などの違反があった自転車利用者に「自転車安全指導カード」を手渡して直接指導した。
 同署管内では1月から7月18日までに、自転車が絡む人身事故が185件発生。今月は18日までに前年同期比4倍増の24件発生し、同署は警戒を強めている。鈴木英文交通一課長は「急速な増加で異常事態。一時停止や左右の安全確認など基本的なルールをいま一度徹底して」と訴える。

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