清水みなとまちづくり協 日の出・巴川河口地区中間案 「にぎわい」など基本方針
地元企業や行政でつくる清水みなとまちづくり公民連携協議会はこのほど、「第4回清水みなとまちづくりシンポジウム」をオンライン開催した。日の出・巴川河口地区のガイドプランの中間案を示し、清水港の将来像を語り合った。
関係者が登壇する静岡市清水区の清水マリンビルの会場の様子をオンライン中継し、市民から質問を寄せてもらうスタイル。案では「にぎわい」「みどり」「いこい」の三つをキーワードとする基本方針を示した。
市が海洋文化施設を設置予定の地区と、JR清水駅周辺とをいかに結ぶかについて、案では水上バスのほかに二酸化炭素(CO2)を排出しない小型モビリティの新たな導入が提示された。
協議会では2019年に部会を設置してガイドプラン作成に着手。シンポジウムでは公表済みの清水駅東口・江尻地区ガイドプランの最終案も示された。交通渋滞を心配する市民の意見があり、市が交通シミュレーションを行っていることを明らかにした。
いずれのガイドプランも協議会のホームページで公表中。
(清水支局・坂本昌信)