総菜や贈答新商品企画へ 富士宮高校会議所、さの萬とコラボ

 富士宮高校会議所はこのほど、富士宮市の食肉加工販売などを手掛ける「さの萬」とコラボし、新商品を開発するプロジェクトを始めた。さの萬で開いた初会合ではメンバー10人が参加し、店舗や熟成庫を見学してさの萬の商品へのこだわりや魅力に理解を深めた。

佐野社長から説明を受ける富士宮高校会議所メンバー=富士宮市宮町
佐野社長から説明を受ける富士宮高校会議所メンバー=富士宮市宮町

 プロジェクトは佐野佳治社長から「高校会議所メンバーのアイデアでコロッケなどの総菜や贈答用の新商品をつくりたい」と依頼を受け、立ち上がった。デザインやマーケティングを手掛ける「くくり」の中野美保子さんが間に入り、ファシリテーターを務める。メンバーは新商品の企画を担い、「ギフトにもできるお総菜」や肉屋にあったらいいなと思う商品を自由に考える。
 初会合でメンバーは佐野社長から事業や顧客、日本で初めて確立した「ドライエイジングビーフ」、えさにこだわるオリジナル豚「萬幻豚」などの紹介を受け、さの萬の仕事の向き合い方を学んだ。
 メンバーはキャッチコピーやターゲットなどの商品企画をまとめるコンセプトシートを一人一人提出し、企画を詰めていく。試食を経て商品化を目指す。

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