制服はブレザータイプに 伊豆市新中学、準備委が答申

 伊豆市の修善寺、天城、中伊豆の3中学校が統合する新中学校の開校準備委員会は22日、検討していた新しい制服などの答申書を梅原賢治教育長に提出した。制服はブレザータイプ。市教委の決定を経て来年度の新1年生から3中学校で導入し、2025年の新中学校開校時に全学年が同じ制服を着用できるようにする。

新中学校の制服のデザインを確認する関係者=伊豆市役所中伊豆支所
新中学校の制服のデザインを確認する関係者=伊豆市役所中伊豆支所

 多様性に配慮し、女子生徒用はスカートとスラックスの2パターンを用意した。市内の豊かな自然をイメージし、ネクタイとリボンは緑色を基調にした。夏場はポロシャツを白と紺の2色から選んで着用する。
 デザイン選定には保護者の意見を取り入れた。ブレザーは男女兼用で、異性の兄弟でも使い回せる。家庭用の洗濯機で洗える素材を使っている。
 原京委員長と植松真由美副委員長が市役所中伊豆支所で梅原教育長に答申書を手渡した。植松副委員長は「保護者の意見を踏まえ、時代に合ったデザインを選んだ」と話した。8月下旬からは新校名の公募を始める。
 (大仁支局・小沢佑太郎)

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