多彩な美 200人学ぶ 子ども芸術大学、3年ぶり講座
第一線で活躍する芸術家が小中学生を指導する「ふじのくに子ども芸術大学」(実行委員会主催)の特別講座が23日、静岡市駿河区のグランシップで開かれた。約200人の子どもたちが多彩な芸術に触れ、魅力や奥深さに理解を深めた。
写真撮影やポスター制作、ピアノ演奏などをテーマとした8講座が催された。国内外で人気を集める振付師akane(あかね)さんを講師に招いたダンス講座では、約30人の子どもたちが人気音楽バンド「緑黄色社会」の楽曲の振り付けを習った。歌詞の意味を考えながら対応する動作を覚え、全身を使って音楽を表現することの楽しさを実感した。
作曲家で同子ども芸術大学学長の三枝成彰さんとあかねさんの対談も行われた。
新型コロナウイルスの影響で、特別講座は3年ぶり。30日に浜松市中区のクリエート浜松、8月27日に沼津市のプラサヴェルデでも開催する。