静岡県社会人サッカー1部「Fモスペリオ」 岳南から初の全国へ 富士宮市長に報告

 岳南地域を拠点とする静岡県社会人サッカーリーグ1部の岳南Fモスペリオは26日、全国社会人サッカー選手権大会東海予選を通過し、全国大会出場が決まったことを富士宮市の須藤秀忠市長に伝えた。

全国大会出場を報告する佐野さん(右から2人目)や選手=富士宮市役所
全国大会出場を報告する佐野さん(右から2人目)や選手=富士宮市役所

 全国大会は鹿児島県で10月に開催される。岳南地域の社会人サッカーチームの出場は初で、県リーグチームの出場も快挙という。東海予選1回戦はTSV四日市(三重県2位)を4対0で下した。FC刈谷(愛知県1位)を相手にした決勝は雷豪雨で0対0の前半30分で中止。抽選で全国大会出場が決まった。
 市役所にはゼネラルマネジャーの佐野勇樹さん(41)や選手兼営業マネジャー赤星貴文さん(36)、選手兼企画マネジャー斎藤晃義さん(33)のほか、富士宮サッカー協会役員が訪れた。赤星さんは決勝を「自分たちのいいサッカーができた。うちが押した試合だった。強豪を相手に選手も自信が付いたと思う」と振り返った。
 同チームは8月28日に富士総合運動公園で行われるホームゲームに合わせてイベント「モスペリオ夏祭り」の開催を計画している。
 (富士宮支局・吉田史弥)

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