静岡・城山中生が梅干し作り 天日干しから本漬けへ

おけに干した梅を入れていく生徒=静岡市駿河区の城山中
おけに干した梅を入れていく生徒=静岡市駿河区の城山中

 静岡市駿河区の城山中の生徒が25日、梅の天日干しと本漬けを同校で体験した。約30年続いている同校の伝統行事で、生徒が収穫した梅の実から梅干しを作り、同区小坂地区の住民らに配る予定。
 1~3年生約150人が参加した。生徒らは5月に同地区の梅の木から実を収穫し、塩漬けにしていた。同日は塩漬けした梅を校庭に並べて約3時間、天日干しを行った。その後、シソと梅を一緒におけの中に入れていく本漬けの作業をした。梅干しは9月に取り出し、完成するという。
 3年生の長井侑芽さん(15)は「地域の方が楽しみにしてくれているので、やりがいのある作業だった」と話した。
 (社会部・沢口翔斗)

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