広島平和記念式典に参列へ 磐田市の中学生11人が結団式

 広島市で8月6日に行われる平和記念式典に参列する磐田市の中学生派遣団の結団式が29日、市役所で開かれた。生徒たちが原爆の悲劇や平和の尊さを学ぶ機会への抱負を語った。

広島への派遣団に参加する中学生=磐田市役所
広島への派遣団に参加する中学生=磐田市役所

 派遣団には、市内11中学校から3年生が1人ずつ参加する。草地博昭市長や寺田幹根市議会議長らとともに5、6の2日間、広島市に滞在し、式典への参列のほか、原爆ドームや広島平和記念資料館などを見学する。
 結団式で、生徒たちは「被爆者の思いや核兵器の恐ろしさを学び、友人に伝えたい」「戦争についての学びを深めたい」などと決意を述べた。
 式後の事前学習会では、原爆投下の経緯や被害などを学んだ。
 8月15日に行われる磐田市の平和祈念式では、派遣中学生の代表者が「平和への思い」をテーマにスピーチする。
 

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