晴れやか 朝顔並ぶ 8月1日まで静岡浅間神社

 静岡朝顔研究会の大輪朝顔展が29日、静岡市葵区の静岡浅間神社で始まった。約250鉢の赤や青、深紫色の色鮮やかなアサガオが並び、訪れた参拝者の目を楽しませている。8月1日まで。

色鮮やかなアサガオが境内に並ぶ展示会=静岡市葵区の静岡浅間神社
色鮮やかなアサガオが境内に並ぶ展示会=静岡市葵区の静岡浅間神社

 会員らが約70日間かけ、丹精込めて育てたアサガオを「あんどん作り」と「切り込み作り」の2部門に出品した。長さ60センチの支柱につるを巻き付ける「あんどん作り」は1鉢に15個ほどの花を咲かせ、一つ一つの花が大きいのが特徴。つるを切ってコンパクトに仕上げる「切り込み作り」は屋内観賞用で花の数は少ないものの、色が濃く、しま模様や「吹雪」と呼ばれる点模様が花びらに表れる。
 同展を目的に訪れた椎名啓之さん(78)は「季節の花を見て、涼を感じられた」と喜んだ。酒井貞典副会長(72)は「午前7時から10時くらいまでが見頃。アサガオを見て、晴れやかな気分で過ごしてくれれば」と話した。

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