おいしい梅干しになあれ 伊豆の組合、天日干し 8月中旬に発売
伊豆市の伊豆月ケ瀬梅組合が同市の月ケ瀬農産物等加工場で梅干し用のウメの天日干し作業を行っている。今季は晴天が続く日が少なかったため、例年よりも作業がずれ込んでいるが、8月中旬に梅干しを発売する。
ウメは組合員が地元の梅林で手摘みした。6月上旬から順次、地元産のシソと塩に漬けて28日からビニールハウスで天日干しを始めた。三日三晩干し、今季は計950キロ分の梅干しを生産する。
29日は組合員が約100キロ分のウメをかごに広げてビニールハウスに並べた。梅干しは地元の直売施設「梅びとの郷」や道の駅「伊豆月ケ瀬」で販売する。皮が破けたウメは練りウメとして販売し、無駄がないようにする。
組合の梅干し担当の内田久史さん(63)は「よく漬かっている。おいしい梅干しができるはず」と期待した。