食品添加物の役割 親子一緒に学ぶ 富士で教室

 富士市の吉永まちづくりセンターで29日、夏休み親子消費者教室が開かれ、小学4~6年生の親子17人が食品添加物とは何かを学び、無添加ソーセージ作りを楽しんだ。

無添加のソーセージを調理する児童=富士市の吉永まちづくりセンター
無添加のソーセージを調理する児童=富士市の吉永まちづくりセンター

 講師の栄養士は、市販のソーセージのパッケージ裏に記載されている原材料表示を解説した。食感を良くするリン酸や変色を抑える亜硝酸ナトリウム、酸化を防ぐビタミンCなど、各成分の役割を紹介した。
 ソーセージ作りでは、味付けした挽肉を棒状に成形してゆで上げた。栄養士は「無添加は市販に比べて、時間が立つと固くなりやすい」と説明した。
 大淵一小5年の渡辺優菜さん(10)は「売っている食品が長持ちする理由が分かった」と話した。

 

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞