富士市生活安全推進協 初会合、犯罪情勢など共有

 富士市生活安全推進協議会は28日、本年度初会合を市役所で開き、市内の犯罪情勢や防犯施策の近況などを共有した。

最近の犯罪発生状況の情報を共有した会合=富士市役所
最近の犯罪発生状況の情報を共有した会合=富士市役所

 2021年の市内の刑法犯認知件数は979件(前年比135件減)と、最も多かった02年の約5分の1まで減少している。覚醒剤取締法違反の検挙は22人と県内最多だった。
 事務局は本年度も引き続き、悪質電話対策機器の購入費助成事業の周知啓発活動などを実施すると報告した。
 小長井義正市長は新任委員に委嘱状を交付し、「万引など身近な犯罪は減っていない。皆さんには防犯分野の推進役として協力をお願いする」と述べた。

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