自転車五輪コース快走 東京→小山115キロ 選手ら住民と交流
東京五輪・パラリンピックから1周年を記念し、自転車ロードレースの五輪コースを走る「レガシーサイクリング」が30日、開かれた。大会関係者や選手ら30人が、各地で住民と交流しながら本県など4都県を走行。御殿場市を経由し、小山町の富士スピードウェイ(FSW)にゴールした。
大会組織委員会で会長を務めた橋本聖子さんが発案した。橋本さんはFSWで開かれたフィニッシュセレモニーで、「素晴らしいコース。これからも皆さんにかわいがり、育てていただきたい」と話した。「開催を信じ待っていた皆さんの力があったからこそゴールを迎えることができた」と異例続きだった祭典を振り返った。
橋本さんや五輪男子ロードレース代表の増田成幸さんらが参加した。女子ロードレースのコースをベースにした約115キロを、5人ほどのグループごとに走った。FSWでは、地元サイクリストやボランティアが小旗を振って出迎えた。
ジャパンサイクルリーグが、サイクルスポーツのPRやサイクルツーリズムの推進を目的に主催した。毎年開催する方針という。