太鼓、ばちさばき華麗に 御殿場・富士山樹空の森でまつり

 全国の和太鼓奏者が集う「第35回富士山太鼓まつり」(実行委主催)が30、31の両日、御殿場市印野の富士山樹空の森で開かれた。一人打ちコンテストと、全国高校生太鼓甲子園の2本立て。出演者は富士山を背にしたステージから勇壮な音色を響かせた。

気迫のこもった演奏を披露する飛龍高生徒=御殿場市印野の富士山樹空の森
気迫のこもった演奏を披露する飛龍高生徒=御殿場市印野の富士山樹空の森

 一人打ちコンテストには52人が参加した。台座を含め高さ3776ミリ、重さ3トンの和太鼓「富士山」で、華麗なばちさばきを披露した。
 太鼓甲子園には飛龍高など10校が出場し、パワフルなパフォーマンスを繰り広げた。プロの奏者らが審査員を務め、演奏技術や礼節などを評価した。
 3年ぶりの開催。会場には、ご当地グルメを販売するブースが並んだ。入り口で検温し、各所にアルコールを用意するなどの感染症対策を講じた。

 

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