高校生がパフォーマンス 沼津・狩野川花火大会 最終日もにぎわう

 沼津市最大のイベント「第75回沼津夏まつり・狩野川花火大会」は31日、最終日を迎え、前日に引き続き出店やステージイベントを楽しむ多くの来場者でにぎわった。炎天下、同市中心街の「さんさん通り」は、市内の高校生による「沼津の次代を担う若者によるパフォーマンス」で盛り上がった。

加藤学園吹奏楽部によるマーチング=沼津市内
加藤学園吹奏楽部によるマーチング=沼津市内


 加藤学園吹奏楽部は、部員46人でマーチングを披露し行進。部員はカラーガードとなり先導し、打楽器や管楽器での演奏もした。3年の村松芙花部長(17)は3年ぶりのパレードに「緊張したが楽しくできた。思った以上にお客さんがいたが、いつも通りの演奏を心がけた」と充実感をにじませた。
 沼津西書道部は、沼津商工会議所青年部の本年度のスローガン「勇往邁進」と邦楽の名曲の歌詞を、それぞれ長さ約4メートルの半紙に毛筆で書き上げた。パフォーマンスのリーダーを務めた2年の日吉梨乃さん(16)は「駐車場の広い場所で練習して準備に時間をかけた。最高のパフォーマンスができた」と笑顔で振り返った。
 桐陽・ダンス部、沼津中央・軽音楽部、飛龍・和太鼓部も数カ月の練習に及ぶパフォーマンスを発信した。
 夜の花火大会も初日同様に盛況だった。

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