くちばしの役割、機能は 小学生が参加「鳥ゼミ」 掛川花鳥園

 掛川市の掛川花鳥園は1日、鳥のくちばしについて学ぶ「鳥ゼミ」を開いた。小学生16組が参加し、園内を回りながら、鳥が何の餌をどのように食べるか観察した。

ケープペンギンにアジを与える児童=掛川市の掛川花鳥園
ケープペンギンにアジを与える児童=掛川市の掛川花鳥園

 鳥ゼミは小学生の自由研究を支援しようと、昨年初めて開催した。今年のテーマは「鳥のくちばしと食べ物」。バードスタッフがケープペンギン、コガネメキシコインコ、ハリスホークを例に、くちばしの使い方や餌をとるための行動を説明した。
 児童は専用のワークシートにメモを取りながら熱心に話を聞いた。ケープペンギンには餌となるアジを与え、くちばしの動きを間近で観察した。千浜小3年の赤堀結心さん(9)は「魚の頭から食べていた。かわいかったけど、魚をかむときは少し怖かった」と話した。鳥ゼミは5日間開催し、約120人が参加する予定。募集は終了している。

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