アート制作通し児童ICT学ぶ 静岡理工科大で講座 袋井

 袋井市教育委員会はこのほど、小学生向けのメディアアートの体験講座「もじ・モジ・じっけんワークショップ」を同市豊沢の静岡理工科大で開いた。市内の3~4年生17人が、アート制作を通じて情報通信技術(ICT)について学んだ。

完成した作品を学生に見せる児童=袋井市の静岡理工科大
完成した作品を学生に見せる児童=袋井市の静岡理工科大

 2020年から同大の協力を得て開催している。情報学部の定国伸吾准教授や学生有志が講師を務めた。子どもたちは同大敷地内で枝や葉などを集めて文字を作り、ICT機器を使って好きな言葉をはがきに印刷した。
 袋井北小4年の鈴木瑛人君(9)は「素材を探すのが楽しかった。作業は難しかったけど、お兄さんたちに優しく教えてもらって作ることができた」と話した。

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