浜松商高生考案ご当地グルメ 第2弾は「ラーメン」 しょうゆと「みかんパウダー」
「加藤醤油」(浜松市中区)のしょうゆとJAみっかび(北区)の「みかんパウダー」を使い、浜松商高(中区)の生徒が新しいご当地グルメとして家庭で味わえる調理用ラーメン「浜松ラーメン」を商品開発した。JR浜松駅や新東名高速道浜松サービスエリア(SA)などで1日、販売を始めた。
同SAの新しい土産を探していた販売会社「スマイル-リンク」(豊橋市)が同校調査研究部に協力を依頼した新商品開発企画の第2弾。昨年は、地元のトリイソースを使った「浜松焼そば」を開発し、1年間で約5万食を売り上げた。
現在の2年生を中心に浜松のご当地グルメの特徴を調べ、B級グルメが親しまれていると分析。「好きな料理は何か」との設問に67%が「ラーメン」と回答したデータを基に、ラーメン店に狙いを絞って市内72店舗の特徴を調査した。
この結果、中太麺に絡む豚骨しょうゆスープと、アクセントとなる「みかん胡椒(こしょう)」が特徴のラーメンを仕上げた。
リーダーの酢山遥香さん(16)は「女性も食べやすいやさしい味になった」と自信をのぞかせる。1食分税込み345円。