浜松・佐久間ダム 発電学ぶ 親子26人、施設の規模に驚き

 浜松市は3日、「夏休みエネルギー体験ツアー」を開いた。参加した市内の親子12組26人は、同市天竜区の佐久間ダムの関連施設を見学し、ダムの役割を学んだ。

佐久間ダムを一望して楽しむ参加者=浜松市天竜区
佐久間ダムを一望して楽しむ参加者=浜松市天竜区


 親子は佐久間ダムと佐久間電力館を訪れ、ダムの水力発電の仕組みや水害防止に貢献していることなどを学んだ。ダムでは下流部にエレベーターで移動し、高さ155・5メートルのコンクリート施設を一望した。参加者は施設の大きさに驚きつつ、記念写真を撮ったりして楽しんでいた。
 初めて訪れた市立中部小6年の間瀬悠太朗君(12)は「迫力がすごかった。もっといろんなエネルギーの施設を見たくなった」と好奇心にあふれていた。
 ツアーは、市内に22施設ある関連施設を利用して楽しくエネルギーを学習できる環境づくりを進める「浜松市次世代ダイバーシティエネルギーパーク」の一環で実施した。
 (水窪支局・大沢諒)

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞