神棚の基礎知識 小国神社で教室 森町、神道文化継承へ
森町の小国神社は6日、神棚・神具の専門店「神棚の里 静岡木工」(吉田町)と合同の神棚まつり教室を同神社で開いた。県内外の参加者が神棚の基礎知識や神札の祭り方などを学んだ。
同社社員が講師を務め、神棚を設置するタイミングや場所、神具の並べ方などを解説。拝礼の作法は神社と同じ二拝二拍手一拝が基本とし「厳密にはお辞儀の角度が異なるが、どちらも敬う気持ちが大切」と語り掛けた。
同社が神道文化の次世代への継承を目指して今年始めた取り組みで、全国の神社で同様の催しを行う方針という。神職による同神社の歴史講話や、境内散策なども行われた。