小さな緑の世界表現 駿河区でテラリウム作り講座 静岡
静岡市はこのほど、ガラス容器の中でコケを栽培するテラリウムを制作する講座を駿河区の県男女共同参画センターあざれあで開いた。牧之原市でコケ生産の専門農家を営む三浦隆平さん(41)が講師を務めた。
三浦さんが栽培したツヤゴケやチョウチンゴケなど4種類を使用。静岡市内在住の30人が参加し、手のひらサイズのガラス容器の中にコケや石、砂を入れて自分だけの緑の世界を表現した。テラリウム作りの後、三浦さんは水を与える頻度や日陰での保管など、コケの栽培方法を参加者に伝えた。
静岡東中2年の福原大地さん(14)は「繊細な技術が必要で、やりがいのある作業だと感じた」と話した。